ソードワールドについて
用語解説
- TRPG一般での用語
- ダイス
- サイコロのこと
- ロール
- サイコロを振ること
- ロールプレイ
- 役割演技、すなわちPCの立場に立って言動を取ること。要するになりきり。ロールと略すと上記と混同して紛らわしい。
- 2D6
- 六面体のダイス(いわゆる、ごく普通のサイコロ)2個、の意味
- 期待値
- 確率論。その時予測される最も平均的な数値のこと。ちなみに2D6の期待値は7。
- 6ゾロ
2D6でロールを行って、どちらも6の目が出ること。出現率は1/36。
- 1ゾロ
- 2D6でロールを行って、どちらも1の目が出ること。出現率は1/36。
- ファンブル
- 自動的失敗のこと。ソードワールドでは1ゾロと同義。
- クリティカル
- ダメージ決定時に通常よりも大きなダメージを出すこと。いわゆる「かいしんのいちげき」。ソードワールドでは自動的成功と同義ではない。
- ソードワールドでの用語
- レート
- ソードワールド特有のシステムの一つ。ロールの結果を、レート表を用いて具体的な数値に変換する。主にダメージの決定とその防御時に使用。
- ファイター
- 戦士のこと。武芸百般で、あらゆる武具を使いこなす程度の能力。
- レンジャー
- 野外活動の専門家。屋外での調査役はお任せ。飛び道具を器用に操る。
- シーフ
- 市街地で暗躍する専門家。屋内での調査役はお任せ。軽装を強いられるも一撃必殺が強力。
- セージ
- 識者のこと。ありとあらゆる分野での知識に長じており、必然的に解説役を任される存在。
- バード
- 吟遊詩人のこと。歌を唄い楽器を奏でるその能力には、魔法的効果を発揮するものも。
- ソーサラー
- 魔術師のこと。超強力な古代語魔法を操る程度の能力。
- プリースト
- 聖職者のこと。神聖魔法でパーティの回復や援護を担う。
- シャーマン
- 周囲にいる精霊と会話したり、その力を借りたりする事が出来る。
簡単なルール説明
- ソードワールドはCardWirthと違って明確な職業制(兼業可)です。取得した職業ごとに出来ること、出来ないことが決まります。
- PCはHPとMPを持っています(リプレイでは名前の後に[HP,MP]の形式で表記しています)。0になると、6時間昏倒します。(本来のルールでは死亡が有り得ます)
- 状況(=GM)が許す限り、PCは自分の取れる行動をリアルタイムで自由に行うこと(=宣言)が可能です。
- 宣言した各種行為の成功判定は、全て2D6を使って判定を行います。
- もっともオンラインセッションではロールが出来ないので、自動的に結果を出してくれるツールを使用します。
- 各種判定の成否はロールの出目とボーナス修正の合計が達成値(相手がいる場合はその相手の出目、いない場合はGMの提示する固定値)以上かで決まります。
- 一応素人でも試せそうなことであれば、各種の判定に挑戦することは可能です。ただしロールの出目にボーナス修正が付きません。
- 成功判定時に6ゾロが出たときは、その行為は自動的成功となります。
- ただし、その成功判定が誰かに対して行う判定時には、受動側も自動的成功を出す事で、能動側の自動的成功を相殺します。
- これとは反対に、あらゆるロール時に1ゾロを出してしまうと、その行為はファンブル=自動的に失敗となります。
- ソードワールドではお約束として、ファンブルしてしまったPCはその場で経験点10点が貰えることになっています。
- ダメージ決定時のロールでクリティカル値以上のダイス目を出せば、クリティカルが発生し、もう一度ダメージ決定ロールが可能になります。
- クリティカル時のダメージは累積され、連続してクリティカルすることもあります。
- 一度クリティカルを出せば、以降で1ゾロが出ても完全なファンブルとはならず、それまでのダメージが適用されます。
- ソードワールドではPCは基本的にモンスターのことをほとんど知りません。知っているかどうかは知識判定が必要になります。
- シャーマンの精霊魔法は周囲に働く精霊力に依存した魔法が行使できます。逆に、働いていない精霊の力に依存した精霊魔法は行使できません。
- 周囲に働く精霊力はシャーマン技能の一つ『センス・オーラ』を使うことで、何となく感知することが出来ます。
- 精霊魔法の一つ『コントロール・スピリット』を使うと、事前に用意した何れか一種類の精霊を自分の支配下において、その精霊の力に依存した精霊魔法が環境によらず行使可能になります。
(注意書きへ)