無茶振りリレー2〜アヘガオの唄〜
簡易状況まとめ
目次
各話あらすじ
- 第1話
-
ここはいつもの#Y。
親父と娘さんは留守で、#Mはお留守番。
のんびりとした時間を過ごすのもつかの間、女騎士が訪問し「我が国の存亡の掛かった重要機密を含む、急ぎの依頼」だと#Mを指定しての依頼を持ち込んできた。
相手の様子を判断してから自分が#Mだと名乗ると、「我が国、クールラントの危機に力を貸してほしい」と女騎士から改めて頼まれる。
またしても無茶ぶりな依頼に、これは無事では済まないと感じる#Mだった。 -
第2話
-
依頼内容を語ろうとする女騎士。
-
一方そのころ。
ある場所では、怪しげな三人組が何やら秘密めいた内容の会話を行っていた。 -
また一方、宿の入り口の前では。
#Mと女騎士の会話を聞いていたと思われるエルハが、大事件の予感を感じて今回こそは大活躍して見せると意気込んでいた。
だが、そんな彼女が宿に乗り込もうとしたところ、何故か入り口のドアが開かない。そして、そこには一枚の貼り紙が。
「お前の出番無いから!!」 -
第3話
-
女騎士の語るクールラントの危機とは、「突如現れた所属不明の軍隊が我が国を攻撃し始めた」というものだった。
クールラント以外の近隣諸国にも侵攻する相手の正体は現時点では一切不明で、蛮族とも妖魔の集団ともつかない。
ただ、国宝である『愚者の智』を差し出すことを要求してきているという。
防戦一方で苦境に立たされ、クールラントは近隣諸国からの義勇兵を募ならければならないほどの状況にあり、それが彼女が#Mの元へ訪れた理由だった。
話を聞き、即答を控えた#Mに突如としてどこからともなく声が響く。
「何を迷っておる?」
訝しがる二人の前に姿を現したのは、烏の様な外見をした謎の影。
誰何する#Mに件の闖入者は"全てを求めし者"と名乗り、この場に現れた理由は「運命に抗うだけの力を持つ#Mの力を借りたいから」だという。
その言に、先に依頼を持ちかけたのはこちらだと主張する女騎士。
だが全てを求めし者の話では、自分と女騎士が打つべき相手は同じ、利害は一致すると言う。
それを聞き、とりあえずこちら側の話も聞いてみる事にする#M。
全てを求めし者の話は愚者の智の持つ力、クールラントのここ最近の情勢などにはじまり、蛮族の長が秘宝『破竹の戦車』の遣い手であるという内容だった。
話を聞き終え、蛮族の長の手に愚者の智が渡ってしまっては危険である、そう判断した女騎士は改めて#Mに依頼を引き受けてくれるように懇願する。
もっとも、#Mはすぐに承諾せず考えてから引き受けたいと伝える。
女騎士は口添えに回ってくれた全てを求めし者に感謝の意を伝えるが、彼の思惑は全く別のところにあった。
二人に伝えた内容、そのどこまでが真実でどこからが虚偽なのかは、この時点では当人以外の誰にも知る由はなかった。 -
一方のエルハ。
ここまでの会話をすべて聞き、ますます話の関与へ意欲を高めていた。
が、またしてもドアの貼り紙に冷や水をさされるだけで何もできずに終わるのであった。 -
第4話
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#Yの図書室でクールラントに関する資料を調査する#Mは、クールラントについての一通りの基礎知識とここ最近の周辺の情勢について調べ上げていた。
が、その時肝心な事に気が付く。
女騎士の名前を聞いていなかった、と。 -
一方とある山村では。
新婚のマルクとミリナが今日もらぶらぶでした。まる。
魔王自重しろ。 -
一方エルハはまだ本編登場をあきらめない。
が、やはり貼り紙にディスられるのであった。 -
第5話
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女騎士、また名乗り忘れたと気が付く。
-
一方#M、アリーセにソリを引かせてクールラントのとある街にまでたどり着く。
他の仲間がやってくる前に先行して現地の下見に来たのだが、女騎士の名前も聞きそびれてまずどこへ向かえばいいのか分からない。
交戦準備中の国で下手に動きスパイ容疑で捕まるのは得策で言ないと判断し、まずは宿を探すことに。
が、さすが#M。
通りの裏から聞こえる嫌がるおにゃのこ?と悪漢の声を耳聡く聞きつけ、急遽そちらへと向かった。 -
一方、本編の舞台が移ったにもかかわらず相変わらず宿の前に取り残されていたエルハ。
貼り紙によると、後半にかっこいい出番があるらしい…『無茶振りリレー3』では。 -
第6話
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話はクリスの身の上話から始まる。
それによると、行商人の父に連れられてクールラントに向かう途中、その父は謎の化け物に襲われ、クリスだけが護衛とともに逃れ一人この地に辿り着く。 -
見知らぬ街に、一人絆されたクリスは彷徨い、そして運悪くチンピラ達に絡まれる。
チンピラ達に何処かへと連れて行かれそうになるクリス、そこに割って入ったのは………ギア! -
………だと思ったエルハが場面転換させてキレていたが、例によって貼り紙に書かれたメタ文によると、エルハがギアだと思った何かはギアではなく、ギアジャナイナニカだった。
-
そのギアジャナイナニカによって殴り飛ばされるチンピラ。
そこに登場したのは………オルハと呼ばれる人物だった。
残るチンピラも軽くいなしたオルハにクリスは礼を言う。
が、何の事は無い。オルハは単に獲物(クリス)をチンピラから横取りしようとしただけだったのだ。
自分の立場が何一つ変わっていない事を理解して抵抗する筋力わずか3のクリス、そのパンチが一発オルハにヒット。
オルハ涙目。
それでも、ギアジャナイナニカを遣って何とかクリスを取り押さえるオルハ。
見かねた#M、ここにきてようやく登場。 -
一方のエルハ。
何か偽物の悪逆非道とか小物振りばかり目立ったせいか色々と居た堪れなくなり、ついに泣きながらどこかへ走り去ってしまう。 -
第7話
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オルハとギアジャナイナニカと対峙することになった#M。
だがそこに、さらに何者かが割って入る。
その初撃は、ギアジャナイナニカをいきなりバラバラにしてしまう。
現れたのは…仮面アニキと名乗る、一人のアニキであった。
ついでに問答無用でオルハも叩きのめす仮面アニキ。「フッ、また一つ悪は滅びた……」
その一部始終を見て「ウザい」と評したアリーセ。
そんな事を言ったら相手の余計な関心を引いてしまうと注意する#Mだったが、残念ながら二人ともすでに相手からマークされていた。
しかもそれぞれの名前まで特定されていた。何でも、彼らは真面目らしい。
そして「ついで」で#Mに依頼を出した女騎士を「我々」が捕えた事を#M達に伝える。
さらには「大アルカナの秘法『愚者』と『戦車』破壊のために蛮族には暴れてもらわないと困る」とも。
大アルカナの秘法という言葉に思わず反応したアリーセだったが、よく考えたらやっぱり知らなかった事を暴露。
そのやり取りを見た仮面アニキ、「この子を助けに入った事も偶然ということか」と漏らすも、それと知るや相棒のサントスを呼び寄せ、クリスを一瞬のうちに袋詰めにしてしまう。
そのサントスはクリスの届け先について「クールラントの首都」と#M達の前でうっかり口を滑らせてしまい、仮面アニキに怒られる。
が、そんなやりとりはさておき、クリスをさらったままサントスは逃げ去る。
「あの子をどうするつもりだ」という#Mの問いに仮面アニキ、「教える義理は無い、知りたければクールラント主都まで来い。私は逃げも隠れもしない」と告げ、こちらも立ち去ってしまう。
「さて、どうしたものか…」状況が状況だけに、途方に暮れる#M。 -
一方のエルハ、前話の最後で何も考えずに走りだしたものの、何をやっても結局宿の入り口の前に戻ってきてしまう。
偽物は去った、あとは偽物が被せた汚名を返上するだけ…と落ち着きを取り戻し、再び意気込むも、やはりドアの貼り紙にディスられる。 -
第8話
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その一方、クールラントより西方百数十kmにある炎獄山系火山地帯ではナムコとタナリーがリアルモン○ン中。
新聞でクールラントの情勢を知るも、「ここは静かなものだけど東の方はなんだか大変だねぇ」とまったく他人事のナムコ。
そんなナムコはタナリーとの会話の中で、火口の中に天使のような姿をした何かを見たという。
それは上古の魔法陣に包まれており、魔法陣の呪は「審判」であったと。 -
第9話
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一方の#M達、いきなり手詰まり。
クリスを助けに向かうべきも、動くに動けず…
そんなところに、アンナ登場。 -
二人を呼び止め、呑気にティータイムを楽しむアンナを無視しようとした#Mであったが、彼女の「どうせ厄介事でしょ、話してみない?」という提案に、少し考えてから従う事に。
事情を聴いたアンナは「破竹の戦車は知らないけれど愚者の智なら知っている」と答える。
ということで愚者の智についての説明を受ける二人。
それによると、愚者の智は正式名称『未来事象分岐先行観測機構』、超古代文明「共和国」の開発した未来を予測可能な技術なのだと言う。
これを使って未来を予測できるのは、愚者の智が出す回答をどんな内容であれ鵜呑みに出来、またその回答に沿ってどんな行動でも取れるだけの「人間」に限られるらしい。
(言い換えれば、遣い手は「愚者にして権力者」である必要性が出てくる)
その理由は、愚者の智が出す回答はその結果が確定するまでは常に不確定事項であり、その回答を疑って行動を取るとそれだけで未来が変わってしまい、それにより予測する未来そのものに「揺らぎ」が出てしまう為。
そこまで話した上で、アンナの推測によるとクリスがさらわれた理由は「愚者の智の引き継ぎの儀式としての生贄として使われるのではないか」というものであった。
上述の通りの遣い手かどうかの資質を確認するため、実際に生贄を使って試してみるのだと。(いわば愚者の智の実働テストのようなもの)
それを聞き、慌ててクールラントの首都へと向かう事を決める#M。
アンナの方は足止めの手配を#Mに約束する。
そしてその場から飛び出す#Mとアリーセ。
二人と別れたアンナは何者かとの交信を開始し、簡単に事情を説明して「不審者」から人質の奪回、あるいは足止めの要請を行う。
交信終了後、一人これまでの考えをまとめるアンナ。
その最中生まれた疑問…「あれ?生贄は必要ないのでは?」
と、その疑問の答えを出す前にギアジャナイナニカの残骸を見つけるアンナ、ついでにオルハも見つけて叩き起こす。
オルハにギアジャナイナニカを見つけた場所を教える様に強要するアンナは、街から1時間ほどの山中と聞き出す。近いついでに案内まで強要する彼女をオルハは渋々と案内する。
その先でアンナが見たものは、ほぼ完全な状態で残っていたスレイブギア試作型の廃棄施設。
一通り見た結果、何故ギアジャナイナニカが動いていたのかについては判ったものの、結局ここに来た理由と今回の騒動に全く関連性がない事に今さらながらに気が付き愕然とするアンナ。
ここまで来たついでで残りのデータを拾おうとしたところ、30年ほど前の、正規の出撃記録が残っていた。
その時に何が出撃したのか知ったアンナ、驚愕する。 -
クールラントの首都へと向かっていた#Mの元にアンナの使い魔が届き、アンナの声を伝える。
曰く、『破竹の戦車』の正体は民主帝国が作り出したかつての最強兵器、『タイタニア』なのだと。
アンナの現在地を確認した#Mは、それが何故クールラント領内から誰にも知られることなく蛮族の手に渡ったのか、疑問を持つ。 -
一方、街道を先行する仮面アニキとサントスの前には、アンナの要請した足止め役であるイルが現れる。
#M、アリーセ同様にイルについても詳細を知っていたアニキ二人組。
イルがクリスの奪回に来た事を確認すると、サントスを足止めに回し、クリスを担いだ仮面アニキは逃げに入る。
仮面アニキの後を追おうとするイルであったが、サントスは本気を出してその阻止にあたる。 -
一方のエルハ。
あまりにも長い間放置されすぎて、すっかりとろけてしまっていた。
今回はメタり過ぎて、貼り紙に止められるというオチに。 -
第10話
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一方、第2話以来となる謎の空間において、怪しげな集団が再び登場。
今回は第3話に登場した「全てを求めし者」は不在。
会話の内容から、この時点では彼らの思惑通り事が進んでいることが明らかに。
ただその一方で、行方の分からない『審判』『正義』『恋人達』のことを案じている。
こちらは彼らの手の内にある『世界宝典』で修正可能だと言う。
また一方では「世界を作る『神々の言葉』を完全に解読する為には愚者の覚醒が必須」とそちらも心配していたりもする。
こちらの対策としては『死神13』『悪魔の頭蓋』『債務の塔』を向かわせているとのこと。
とりあえず、彼らは混沌とするこの状況を楽しんでいるようである。 -
一方、サントスと対峙するイルはやや苦戦気味であった。
このまま一気に片を付けようとするサントス、何とか反撃に転じようとするイル。
そんな二人の前に、『債務の塔』が現れ、次の瞬間その場は―――大爆発した。 -
また一方#Mとアリーセは女性型の巨大な何かに追われ、逃走中。
-
そんな中で一方、女騎士は捕らわれの身となっている事にもどかしさを感じていたり。
そこへ、扉をノックする音が。
女騎士は訝しがり、誰何するも扉の向こうからは「開けてくれ」との一点張り。
そもそも牢屋の扉のカギが開いているはずはない、と思い確認すると鍵は掛かっていなかった。
結局相手に押される形で扉を開けた女騎士、その向こうにいたのは、何とも禍々しい見た目の、一振りの大剣であった。
その大剣は自らの他称をこう名乗る、『正義』と。
-
一方のエルハ。
一通りメタったところで、とりあえずまだ諦めていないらしく再度意気込むも、どうせ扉は開かずに貼り紙にディスられるだけだろうとセルフツッコミ。
が、予想に反して扉の方から開かれる。
そこに現れたのは、悪魔のような頭をした何かであった。
その瞬間、エルハ感じた。「オワタ」と。 -
第11話
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悪魔の頭蓋の得物がエルハの頭めがけて振り下ろされる。
だが間一髪、エルハはマスター・ギアの召喚に間に合い、それを阻止することに成功する。
ギアはそのまま悪魔の頭蓋を殴り飛ばすも、その一撃で悪魔の頭蓋は沈まず、再び襲いかかってくる。
だが、その攻撃はギアには全く通用せず、そのままギアの反撃が始まろうとしていた。 -
一方、#Mとアリーセは相変わらず謎の怪物?に追われていた。
何故追われているのか、その理由が自分たちに対する「自重」という名の裁きなのだと知った二人は、絶体絶命のピンチに陥る。
が、まさに横やりともいうべき謎の光線に包まれ、謎の怪物?は消滅。
その場には何も残されなかった。
#Mは先の光線は『タイタニア』によるものだったのではないかと推測。 -
一方、サントスは突如現れた『債務の塔』によって戦闘不能状態に追い込まれる。
同じくその場にいたイルも『債務の塔』の次の標的として狙われるも、こちらは相手の意表を突き逃走に成功する。
ここでイルが以前に一度、債務の塔を倒していることが明らかに。 -
一方、仮面アニキの元へは死神13が現れ、袋の中身である『愚者の遣い手』を渡すように要求する。
これを退けた仮面アニキに襲いかかる死神13。
だが仮面アニキはこれを凌ぎ、自らの素性を『(影絵の)女司祭長』の使徒、マスク・ド・モンクであると明かす。 -
また一方、前話に続き登場の謎の空間では相変わらず怪しい二人組が会話を続けていた。
その中で『審判』の使徒の突然の出現と、それに伴う『破竹の戦車』の動き、そして『債務の塔』が標的を取り逃がしたことは想定外だった事、そしてそれに伴い「修正」が行われる事が出てくる。
席を外すローブの人物、『表裏の魔術師』イルシーナ。
そこへ、入れ違いに全てを求める者…『追及の隠者』グラッサーノが『偽の運命の輪』ジノーザの元へと姿を現す。
二人の会話から、イルシーナが微妙にハブられている事や、それでも必要であり、なおも頼らざるを得ない様子などが伺える。どうやら彼等『黒の占術団』も一枚岩ではないらしい。
そのイルシーナはクールラント女王のマルティーナに謁見していた。
二人とも短いやり取りで国内情勢を話し合うが、どうやらマルティーナの本題はイルシーナに探りを入れる事だったようである。
その場を離れ、割と動揺するイルシーナ。 -
場面は戻ってマスター・ギアは、未だ悪魔の頭蓋と交戦中。
その圧倒的パワーによりまたも悪魔の頭蓋を圧倒するギアだったが、何度倒しても立ち向かってくる悪魔の頭蓋を前に、このままだと埒が明かないと判断。
エルハを連れて高速巡行でその場からの戦略的撤退を行う。 -
一方、女騎士レオネッサは『正義』から執拗に契約を求められるも、これをかたくなに拒否し続けていた。
とりあえず『正義』を連れて監禁されていた建物から脱出しようとしていた彼女は『正義』からアルカナについての説明と、それらを利用して世界征服を企む悪の組織の存在を聞かされる。
その内容を鑑みて、ようやく『正義』と契約を交わし「悪」と戦う決意をするレオネッサ。
でも行く先は決まっていない、というか向こうから遭遇してくるのを待てば良いのでは、というのが『正義』の考えらしい。 -
一方、聖白教会大聖堂ではモンク長が『影絵の女司祭長』であるメルフィに対して、レオネッサに『正義』を与えた事で苦言を呈していた。
その中でメルフィがレオネッサに『正義』を与えた思惑について語る。 -
一方、クールラント主都へ向かう街道の途中のどこか。
一人のモンク僧が、あるモノの回収に向かっていた。
しかし、彼が回収する筈のものはそこになかった。 -
一方エルハ、とりあえずクールラントと思われる場所に到着。
せっかく本編に関われたと思ったら、やっぱりオチ担当だった。
各種設定
- 勢力
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クールラント
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北方に存在する小国家。キーレと同緯度であるが、年中雪に覆われている。
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農業などは盛んではないらしく、交易による収入を確保している。東方との交流も盛ん。
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クールラントの王族は代々秘宝『愚者の智』の使い手となるために『愚者として』教育されるという特異な伝統を持っている。
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最近、疫病で先代の王と王子が亡くなってしまい、生き残った(愚者としての教育を受けていない、むしろ聡明な)姫が女王として王位に就いている。
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現在蛮族軍(?)による猛攻を受けており、戦況は極めて悪い。また、蛮族軍から『愚者の智』を差し出すことを要求されている。
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なお本編中所々で『クーラント』と表記されている箇所があるが、基本的には『クールラント』が正式な表記である。
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蛮族?
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クールラントのみならず、その周辺諸国へも攻撃を仕掛けている一大勢力。
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蛮族というのはあくまで仮説であり、その圧倒的兵力、非常に高度な情報統制能力から、疑問視されている。
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『破竹の戦車』を所有しており、この組織の長が使い手となっているらしい。
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黒の占術団
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クールラント王国が抱える魔術師団の名称。
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表向きの権威は当代宮廷魔術師筆頭のイルシーナ。しかし内部には古から存在する「長老」達の姿も。
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実態はクールラント王家を永年に渡って陰で操り、今なお世界の支配をたくらむという組織。
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クールラントの王家の者を代々「愚者」として教育してきたのはこの組織である。
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クールラント建国の歴史は不明ながら、少なくともこの組織自体は341年は存在していることが『正義』からレオネッサに伝えられている。
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聖白教会
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クールラント王国が抱える教会の名称。名前からすると例によって聖北の流れを組む宗教と思われる。
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現在の最高位は司祭長のメルフィ。
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配下に『聖闘士』と呼ばれるモンク僧の集団を抱えている。が、実態はアニキ集団。間違ってもセイントとは呼ばれていないと思う。
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彼らの真の目的は「アルカナの秘宝のない平和な世界」という
(核ピーがなければ世界は平和になるよね!的な)ものなので、愚者の智も破竹の戦車も今ここで潰しておきたいという思惑がある。
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その為、黒の占術団とも水面下で争っているし、王家に対しても実際に謀反をたくらんでいるともいえる苦しい立場にある。
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上記の立場により黒の占術団との水面下での争いに関しては表立って動けないので、賊軍(反政府勢力)の振りをして聖闘士達に各種工作活動を行わせている。
でもアニキじゃバレるだろ。
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レオネッサを捕えた理由は『正義』を与えるため、クリスを捕えた理由は「愚者の遣い手」を(黒の占術団から)保護するため。
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レオネッサに正義を与えるまでは蛮族に暴れて貰うことを望んでいた節がある。恐らく自分達だとクールラント国内では堂々と動けないからだろう。
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アルカナ
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大アルカナの秘法について
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黒の占術団に所属するジノーザが「愚者の智を完全に制御する為」に用意した
テロ世界征服計画のロードマップと、それを実行するためのミッション名。
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実行計画の立案とその指揮や調整に当たるのは同じ黒の占術団に所属する魔術師イルシーナ。
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計画実行のための工作活動に動くのはやはり黒の占術団所属の隠者グラッサーノ。
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黒の占術団は手持ちの駒としていくつかのアルカナと、各アルカナの現在の所在達をリアルタイムに記してくれる魔導書『世界宝典』を所有、これらを遣って他の各アルカナに干渉し、結果としてロードマップを進めていく。
(あるいは失敗したら随時修正していく)
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ちなみにジノーザはこのロードマップの事を「シナリオ」と呼んでいる。
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アルカナの定義
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大アルカナの秘法においては愚者の智をはじめとして、この計画中重要な役割を持つ22の存在を、大アルカナ22枚になぞらえてそれぞれのコードネームで呼んでいる。
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そのうちのいくつかは「アルカナの秘宝」と呼ばれるオーパーツとかその他の超存在だが、中にはただの人物なども含まれている。
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何をアルカナ認定するかについては、ジノーザが最終的に判断して決めている。
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ちなみにアルカナにはアルカナ本体と、場合によってはその遣い手、さらには遣われ手が存在していることがある。
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基本的にこれらを一纏めにしてアルカナと呼んでおり、必要であれば遣い手とか使徒とかそんな風に区別していることもある。
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アルカナの秘宝について
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大アルカナの秘法と紛らわしいけど、こっちは「秘宝」。
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名前に宝と付いているとおり、そのほとんどがいわゆる古代文明の遺産。
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これらは単体で世界の命運を左右するだけの力を持っている。
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今のところ明らかにそれと判っているのは、『愚者の智』『破竹の戦車』『力』。
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そしてほぼ確定なのが「死神13」、もしかしたらそうかもってのが『世界』『正義』。
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アルカナの特性について
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一部の例外を除き、アルカナの位置は『世界宝典』により探知されるため、黒の占術団に所在が筒抜け。
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黒の占術団が『世界宝典』を使ってくる限り、アルカナ同士は引かれ合う。(黒の占術団が刺客となるアルカナを送り込んでくる)
-
アルカナはアルカナでないと倒せないかと一部で思われているが、実際は相性問題とかもあって実力さえあれば倒せる。
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ここまでに登場しているアルカナについて
-
以下、大アルカナのリストとシナリオ中の関連リスト
-
番号
|
コード
|
正式名称
|
種別
|
本体
|
遣い手
|
遣われ手
|
出現状況
|
0
|
愚者
|
愚者の智
|
アルカナの秘宝
|
愚者の智
|
マルティーナ?
|
|
言及のみ
|
1
|
魔術師
|
表裏の魔術師
|
人物
|
イルシーナ
|
|
|
2話から登場
|
2
|
女司祭長
|
影絵の女司祭長
|
人物
|
メルフィ
|
なし?
|
マスク・ド・モンク
|
11話で登場
|
3
|
女帝
|
女帝の冠
|
人物
|
マルティーナ
|
なし?
|
|
11話で登場
|
4
|
皇帝
|
|
|
|
|
|
未登場
|
5
|
教皇
|
|
|
|
|
|
未登場
|
6
|
恋人達
|
|
|
|
|
|
10話で言及のみ。所在不明
|
7
|
戦車
|
破竹の戦車
|
アルカナの秘宝
|
タイタニア
|
蛮族の長?
|
|
言及のみ
|
8
|
力
|
古代の剛力
|
アルカナの秘宝
|
マスター・ギア
|
エルハ
|
|
11話で登場
|
9
|
隠者
|
追求の隠者
|
人物
|
グラッサーノ
|
|
|
2話から登場
|
10
|
運命
|
偽の運命の輪
|
人物
|
ジノーザ
|
|
|
2話から登場
|
11
|
正義
|
正義
|
アルカナの秘宝?
|
正義
|
レオネッサ
|
|
10話から登場
|
12
|
吊るし人
|
|
|
|
|
|
未登場
|
13
|
死神
|
死神13
|
アルカナの秘宝?
|
死神13
|
黒の占術団?
|
なし
|
11話で登場
|
14
|
節制
|
真の節制
|
人物
|
アンナ
|
黒銅?
|
イル
|
9話から登場
|
15
|
悪魔
|
悪魔の頭蓋
|
アルカナの秘宝?
|
悪魔の頭蓋
|
黒の占術団?
|
|
10話から登場
|
16
|
塔
|
債務の塔
|
アルカナの秘宝?
|
債務の塔
|
黒の占術団?
|
|
10話から登場
|
17
|
星
|
|
|
|
|
|
未登場
|
18
|
月
|
?
|
アルカナの秘宝?
|
?
|
みぎはじ
|
|
12話から登場
|
19
|
太陽
|
|
|
|
|
|
未登場
|
20
|
審判
|
|
|
|
|
審判の使徒
|
10話で言及のみ。8話に登場?
|
21
|
世界
|
世界宝典
|
アルカナの秘宝?
|
世界宝典
|
黒の占術団
|
|
10話から登場
|
- おいィ?
11話の時点でまだ大半が出ていないようだが?
それに本編に出てきていない設定があるとか、あまりにも卑怯すぐるでしょう?
-
愚者の智について
-
アルカナの秘宝の一つ。
-
「愚者に知恵を与える」としてクールラントに伝わる秘宝。
-
その正体は「共和国」(超古代文明)が創りだした「未来事象分岐先行観測機構」で、使用者の望む未来への「フラグの立て方」を教えてくれるシステム。
-
「出た結果を疑っただけで使用者が望んだ未来が正確に実現しなくなる」というシステムの不安定さを補うため、使用者には「与えられた答えに何の疑問も持たない」という適性が求められたことから、開発当時から『愚者の智』が通称だった。
-
使用者が死亡するなどして新たな使用者に引き継ぎが行われる際には、引継ぎの”儀式”として人命を奪えるだけの”人格者”であることを示すため『愚者の智』が指定した人物を殺して見せなければならないとかなんとか。
-
もしこれを完全に制御出来れば世界征服など簡単に出来たと思われる。………が、そうなっていないところを見るにこれまでのところ、「真の」遣い手はいなかった模様。
-
現在の遣い手はマルティーナだが、上記条件を満たしておらず上手く使えていない。
-
現在、蛮族軍からクールラントに対して引渡しが求められている。
-
「黒の占術団」は『神々の言葉』なるもの(恐らくは愚者の智の回答)を(揺らぎなく)完全に解読するために、この秘宝の能力の覚醒を必要としている。それには人智を越えた完全な愚者が必要。
グラッサーノの思惑を意訳すれば、そんじょそこらの「愚者の遣い手」ではダメなようである。
- 正義について
-
アルカナの秘宝の一つ、かも知れない。
-
聖白教会が所有していた、最後の切り札にして希望の象徴。
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聖白教会によって監禁されていたレオネッサの元に現れて、主従契約を結ぶ。
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見た目と名前に反して禍々しい大剣の姿を持っているが、本体にこれといった攻撃力はない模様。
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人格と会話能力、自力での移動能力までもっており、少々間延びした口調でしゃべる。それ以外の詳細は不明だが、本人の談によると遣い手に力を与えることが出来るらしい。
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黒の占術団はその行方をまだ掴んでいないが、本人の口ぶりからしてかなり近いうちに感知するのではないかと思われる。
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世界宝典について
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アルカナの秘宝の一つ、かも知れない。
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黒の占術団が所有している、アルカナレーダー(笑)。いや、アルカナスカウター?
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あるページを開くと、どのアルカナがどの座標(Go●gleMapで使うような、経度と緯度を細かい数値で表記したようなモノだと思って貰えば)に居るのかをリアルタイムで表示してくれる。
表示方法は「おうじょのあい」「ふなのりのほね」に近いかも。
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かなり分厚い本だが、それ以外のページはそのページを動かすための
スクリプト呪文がびっしり書き込まれているだけなので、基本的にこちらを見ることはない。
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一部の例外を除き、基本的にほぼ全てのアルカナの位置が解る。
厳密に言うと、各アルカナの持つ能力(別に超常的な、例えばスキルカードの発動のようなものではなく、攻撃や逃走など基本アクションカードの使用も含む)の発動が確認された段階で反応するので、現在探知されているアルカナも能力を封じておけば探知されなくなる。
まあ、その原理で探知されていること自体多分ほとんどのアルカナは知らないのだろうから、意図的にそんな事はしないだろうけど。
登場人物
- #Y
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我らが万魔殿。善玉も悪玉も英雄も魔王も人間も人外も何でも居る。
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#M
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我らが主人公。
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女騎士レオネッサから『クールラント』の危機を救う依頼を受ける。
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11話現在、「審判」の使途襲来を逃れてクールラント王都へ向かう街道の途中にいる。
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アリーセ
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5話より登場。
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雪国であるクールラントにてソリを引くために駆り出される。
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11話現在、#Mと行動を共にしている。
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エルハ
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2話より登場。
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超無能少女。最近の「おまけ」だの「ギアさんの通訳」だのといった評判を覆すため、今回は自分が活躍しようと躍起。
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11話にしてようやく劇場版補正が働き、話の中核に関わってきたように思われる。
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各話のオチ担当。そのため今回はとてもメタい。
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大アルカナの秘法の「古代の剛力」の遣い手。
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11話現在、マスター・ギアとともに「悪魔の頭蓋」から逃れ、クールラントと思しき場所に到着。
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マスター・ギア
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11話より登場。
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エルハが使役する超古代文明の遺産。いわゆるロボ。詳しくは喪スレDBか登場シナリオか無印無茶ぶりリレー見る。
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大アルカナの秘法の「古代の剛力」。
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11話現在、エルハを連れて「悪魔の頭蓋」から逃れ、クールラントと思しき場所に到着。
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ナムコ
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8話に登場。
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オッサンっぽいお姉さん。クールラントから西へ百数十キロの炎獄山系火山地帯にて、リアルモン○ン中。
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火山の火口の中に「審判」らしき存在を確認している。
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11話現在、どうしているかは不明。
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タナリー
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8話に登場。
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ドM。もうこれ以上ないってくらいドM。
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ナムコと連れ立ってリアルモンハ○中。
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11話現在、どうしているかは不明。
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クールラント王国
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王家と王国騎士団による勢力。
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マルティーナ・フランカ・クーラント
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11話で登場。
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クールラント女王。名前はクールラントではなくクーラント。脱字ではない。
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クールラントの国王にして当代の『愚者の智』の使い手。聡明な人物であり、為政者としては優秀だが『愚者の智』の使い手としてはあまり優秀ではない。
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蛮族軍(?)と賊軍の存在に頭を悩ませているが、一方で「黒の占術団」や「聖白教会」の水面下での動きもある程度察知している模様。
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イルシーナへの相談内容から見るに、苦境からの脱却手段として愚者の智に頼ろうとしている節が少なからず見られる。
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大アルカナの秘法の「女帝の冠」。
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11話現在、白亜城内にいる。
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レオネッサ
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1話より登場。
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#Mに祖国である『クールラント』を救うことを依頼しにきた女騎士。
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騎士としての実力はあるが、実は相当抜けているところがある。
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喪女である事を連想させる言葉に対して激昂する。
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5話から7話の間でいつの間にか聖白教会側に捕まっていた模様。
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11話で『正義』と契約し、世界の平和を脅かす悪の存在との対決を決意。これにより大アルカナの秘法の『正義』の遣い手となる。
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実はこの時点で彼女が倒すべき相手が『蛮族』から『黒の占術団』に変わってしまっている。これは「黒の占術団』にとっては大誤算のはずである。
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11話現在、監禁されていた廃教会から抜け出して他のアルカナとの遭遇待ち。
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自分の倒そうとしている相手が『黒の占術団』だと知れば、問答無用でそのままそっち突っ込んでいくのでは無いだろうか。
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なお、彼女の名前は本編中においてこれまでのところモンク長がただ一度口にしただけという。
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黒の占術団
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魔術師達といくつかのアルカナによる勢力。
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ジノーザ
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2話より登場。
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魔術師。太古の宮廷魔術師(というか、王国を影から支配していた者)。その真の姿はもはや誰にも分からない。
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現在の姿は棺桶に入った人型と思しき影。文章の平仮名の大部分をカタカナ表記で喋る。
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大アルカナの秘法の「偽の運命の輪」。
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11話現在、黒の占術団のアジト?とかそのあたりにいるっぽい。
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グラッサーノ
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2話より登場。
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宮廷魔術師の間で導師と呼ばれている先代宮廷魔術師筆頭。現在は隠匿し、その真の姿も見せていない。
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崩れかけた鳥のような影。もっとも、これは本体ではない。はず。
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3話で#Yにも現れ、すべてを求めし者、通称『スゥちゃん』と名乗る。
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#Mと女騎士に『愚者の智』についての概要を吹き込んだ。#Mを炊きつけることで究極の『愚者』を用意させる腹づもりのようだが……?
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大アルカナの秘法の「追求の隠者」。
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11話現在、黒の占術団のアジト?とかそのあたりにいるっぽい。
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イルシーナ
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2話より登場。
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当代宮廷魔術師筆頭で、信頼されているかは別にしてマルティーナと二人だけで話ができるだけの立場にある。参謀役のようなものか。
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「運命の輪」「隠者」の二人と比べると、「黒の占術団」の中では若干立場や考え方などに相違がみられる。
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大アルカナの秘法の「表裏の魔術師」。
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11話現在、黒の占術団のアジト?か白亜城内かどっちかにいるっぽい。てか、同じ場所?
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悪魔の頭蓋
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10話より登場。
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悪魔のような生物の頭蓋骨を被っているのか地なのか不明だが、そんな頭部の見た目猟奇的殺人鬼の何か。正体は不明。
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流石にマスター・ギア相手に戦っても全く歯が立たない程度の戦闘力だが、今のマスター・ギアでは止めが刺せそうもない程度の生命力を誇る。
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大アルカナの秘法の「悪魔」で、もしかするとアルカナの秘宝の一つかもしれない。
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11話現在、エルハとギアを取り逃がし#Yの近くにいると思われる。
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債務の塔
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10話より登場。
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特撮ヒーローのライバルキャラを思わせる風貌と武装、そして片言(?)の台詞。
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いくつかの攻撃手段を持つ武器(メガキャノン(笑))を召喚出来る。
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この話の以前にイルによって一度倒されたと思われていたが、そんなことはなかったぜ!
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大アルカナの秘法の「債務の塔」で、恐らくはアルカナの秘宝の一つ。
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11話現在、イルを取り逃がしクールラント王都へ向かう街道の途中にいると思われる。
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死神13
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11話で登場。
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骸骨の体と生身の女性の頭部を持った謎の存在。
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デスサイズを武器に、圧倒的速度での近接戦闘を得意としている。
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大アルカナの秘法の「死神」で、多分アルカナの秘宝の一つ。
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11話現在、クールラント王都へ向かう街道の途中でマスク・ド・モンクと戦闘中。
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聖白教会
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女司祭長とモンク僧たちによる勢力。
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メルフィ
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11話で登場。
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妙齢の女性で、聖白教会の現最高位職に就いている。
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11話において、モンク長に対して『正義』を自らの意思でレオネッサに与えた事を伝えている。
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その思惑は自分たちの配下に付けるのが目的でなく、彼女と正義の意思に未来をゆだねようとしているものである。
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聖白教会の勢力だけで愚者の遣い手の確保、あるいは現状の打破ができるとは考えていない。『正義』、あるいは神の奇跡といった不確定要素に頼っているのが実情。
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大アルカナの秘法の「影絵の女司祭長」。
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11話現在、白亜城内の聖白教会大聖堂にいる。
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モンク長
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11話で登場。
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喋っても口から零れ落ちる事のない薔薇を咥えたナイス☆ガイ。
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詳細は不明。
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11話現在、白亜城内の聖白教会大聖堂にいる。
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マスク・ド・モンク
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7話より登場。
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穴を開けたバンダナのような仮面を被ったアニキというかモンク僧。
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その場のノリで「仮面アニキ」だの「魂宿らぬ機甲を破壊する男」を自称するが、地道な努力と派手な活躍をこよなく愛する基本的に真面目な人物。
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少なくともLv7スキルが行使できる程度の実力を持つ。
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大アルカナの秘法の「影絵の女司祭長」の使徒。
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11話現在、クールラント王都へ向かう街道の途中で死神13と戦闘中。
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サントス
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7話より登場。
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サンタ帽を被ったアニキというかモンク僧。
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自分のことを「サンタサントス」と称し、歌うように、おどけたように喋るが道化と言われると傷つくし怒る、面倒臭い人物。
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イルを圧倒するだけの実力を持っていたが、債務の塔の乱入により致命傷を負い、戦闘不能状態に陥る。
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11話現在、クールラント王都へ向かう街道の途中に放置されている状態。
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パンチョ
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11話に登場。
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作中名前の出ないアニキ、もといモンク僧。
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黒の占術団の襲撃を予測していた聖白教会の作戦により、クリスの回収と保護に向かっていたが改修ポイントへの到着予定時間に遅れ、クリスを見失う。
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真偽のほどは不明だが、この失態が上に知れると処刑されるとか。
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11話現在、クールラント王都へ向かう街道の途中にいるものと思われる。
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赤い林檎の会
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機械技術全盛の時代に栄えた古代国家「民主帝国」の唯一の生き残りであるアンナとその使い魔、および関連する人物による勢力。
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アンナ・リー
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エルハの相棒「マスター・ギア」及びそれに関わる全てのシステム「マスター・ギア・システム」の全統括責任者で実は結構えらい人。
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現在に蘇った後も魔術を習得し、それによって創りだした使い魔たちを駆使して「赤い林檎の会」なる組織を創り上げるなど、行動力にも長けている。
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黒銅の依頼でクールラントへ訪れた際に#Mらと再会、騒動に関わることに。『愚者の智』『破竹の戦車』についても豊富な知識をもっており、知恵袋としても働く。
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偶然出会ったオルハと共にかつての『民主帝国』の基地を訪れている。
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大アルカナの秘法の「真の節制」。
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11話現在、まだそこに居るかどうかは不明だが、イルとの合流を予定しているようなので遅かれ早かれ再度街に戻るものと思われる。
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イル・アルティア
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かつて「蒼き牝鹿」あるいは「平原の覇者」と称された、アルティア王族の頭領。現在はHGDVHG軍への敗北を受け、アルティア王族ごとHGDVHG軍へ降る。
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現在はかつて求めた理想郷を手に入れるため、黒銅の配下として東奔西走中。
3年待てとか言わなかったかあんた。ああ、それ国盗りの話ですか。
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今回は上記アンナとコンビで働いていた。多分その中で債務の塔と交戦してこれを破ったものと思われる。
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アンナからアニキ二人の足止めを要求されるも、再度まみえた債務の塔の乱入により撤退。
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大アルカナの秘法の「真の節制」の使徒。
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11話現在、アンナとの合流を予定しているためクールラント王都へ向かう街道の途中にいるものと思われる。
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蛮族軍(?)
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今のところ謎の勢力。11話現在では所属している人物も本編未登場。
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蛮族の長
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3話で言及される。されるだけ。
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タイタニア
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3話で蛮族の長が使用していると言及され、9話でその正体が明らかになり、11話でその動向が確認された程度で、今のところ本編に全く登場していない。
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その正体は「民主帝国」製半人型撃滅戦車で、上半身は人型、下半身はキャタピラを備えた車両型のいわゆる「タンク脚型ロボット」。
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「Iron・Giant」が完成するまでは名実共に地上最強を誇った機体であり、火力、装甲、機動力全てにおいてマスター・ギア本体を遥かに上回る。
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黒の占術団での動きからすると、11話において何らかの理由で動きを見せた「審判」の使徒に呼応する形で動いた模様。あるいはそれ自体、黒の占術団の差し金かも。
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この時の動きで「審判」の使徒消滅。また同じくしてクールラント側へ進撃し、クールラント王国軍防衛部隊が壊滅(国軍の1/3程度の規模)。
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少なくとも長射程高出力のビーム兵器を備えていることは確か。
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大アルカナの秘法の「破竹の戦車」にしてアルカナの秘宝の一つ。
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11話現在、クールラント領内を進撃中。
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その他
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一般人だったり流浪の行商人だったり。中には重要人物も。
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クリス
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11話現在、唯一キャストカードデータの存在するキャラクター。
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行商人の子供。父に連れられていろいろな土地を転々とする生活を送ってきたが、ある日謎の魔物の襲撃を受けて父と生き別れ、唐突に天涯孤独となる。
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その後護衛に連れられて何とかクールラントの街に辿り着くも、チンピラに絡まれ、オルハに絡まれ、サントス達に攫われ、と、今作で間違いなく一番の被害者。
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主人公でもないくせに回想シーンに入るとか、この子絶対重要人物ですね。…間違いない!!
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話の中で普通におにゃのこ扱いされていることもあるけど、一人称がボクだしキャストカードの性別も謎になっている。
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死神13が袋の中身を指して「愚者の遣い手」と言ったが、それがこの子の事かどうかは不確定。でも恐らくそうなんじゃないかな。
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11話現在、クールラント王都へ向かう街道の途中で行方不明。
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クリスの父親
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行商人?。クリスを連れていろいろな土地を転々とする生活を送ってきたが、ある日謎の魔物の襲撃を受ける。
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しかしよくよくこの時の描写見ると、死亡確認が王大人だったりする。………もしかして、フラグですか?
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11話現在、クールラント王都へ向かう何処かで生死不明の状態で消息を絶つ。
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オルハ
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クールラント内のとある街の住人。「ギアジャナイナニカ」と呼ぶ金属製のゴーレムらしき物を従え、我が物顔でのし歩いていた。
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チンピラたちからの言われ様を見るかぎり、相当卑怯かつ「ギアジャナイナニカ」任せなやり方で暴れまわっていたと思われる。
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本人は非常に非力であり、筋力値3のクリスを「馬鹿力」と称する程。
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偶然出会ったアンナに強要されて、渋々彼女を「ギアジャナイナニカ」を発見した場所へと案内する。
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11話現在、まだそこにいるのか街に戻ったかははっきりしていない。
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ギアジャナイナニカ
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オルハの下僕であり、虎の威。金属製のゴーレムのようなもの。
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その正体は「マスター・ギア・システム」においてマスター・ギアの随伴機として開発された「スレイブ・ギア」、その試作型6号(先行量産型)。
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本来の状態で起動したわけではなく、とある魔術師によってゴーレムの核を埋めこまれて金属製ゴーレムとして活動していたところ、オルハの命令を聞いただけだった。
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7話でマスク・ド・モンクによって粉砕され、永眠。
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マルク
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ミリナ
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特に本筋には絡まず、特に書く必要性を感じられない。きょうもふたりはらぶらぶなようです。魔王自重しろ。
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なお、本作においてもバーロゥで定着している彼の本名はマルク。現時点ではどうでもいい。
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審判
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ナムコが炎獄山系火山地帯の火口の中に確認した、天使のような外観を持った何か。
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現在のところ能力は不明。
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大アルカナの秘法の「審判」。
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黒の占術団はその行方をまだ掴んでいない。
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審判の使徒
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未登場の「審判」の遣われ手。女性型の巨大な未確認飛行物体。生き物だとしたら、怪物。
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これまで全く動きを見せなかった審判が、なぜか動かしてきて#Mとアリーセに「自重」を訴えかけようとしたが、(多分)破竹の戦車の砲撃により消滅。